1. Library Import Status
MAN301DSDとNASやストレージに最初に接続した時に、どこまで読み込んでいるかが一目で分かるプログレス・バー「Library Import Status」がStarageの項目トップに設置されました。読み込まれている総トラック数も表示されています。
2. Server Preferencesの追加機能・1…Audio Devices
ユーザー選択画面・右上の「Preferences」をタップしadmin passwordを入力すると、「Server Preferences」が開きます。ここに今回のアップデートで二つの新機能が加えられました。その一つが「Audio Devices」です。MAN301DSDのファームウエアのアップデートや、接続されているweiss製のFireWire DACのファームウエアを更新することができます。
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3. Server Preferencesの追加機能・2…Customer Support
「Server Preferences」の「Customer Support」をタップすると、以下のカスタマー・サポートの各種設定画面が開きます。
1「 Customer Email Address」…ユーザーのEmail Adressを入力すると、システムから確認のEmailが送られます。
2「Remote Diagnostics」…ユーザーサポートが必要な場合に、ご使用のMAN301DSDに直接ワイスのエンジニアがチェックを入れ、
問題を解決できるようにする「リモート・ログイン機能」が加わりました。この機能は有効/無効が選べます。
3「Support Chat」…スイス・ワイスのエンジニアと直接チャット機能を使ってやりとりができるようになりました。
「Remort Diagnostics」同様に、この機能は有効/無効が選べます。
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4. Library (Album Artist Filter)
「User Preferences」に「Library」が付け加えられました。これはリッピング・データの表示に関するフィルター機能です。
1「 Compilation Display」…非コンピレーションの階層にコンピレーションのアルバムを表示するかどうかを決定します(従来は別々)。
2「Album-Artist Filter」…アーティストのブラウザに「アルバム・アーティスト」のメタデータを表示するかどうかを決定します。
従来はひとつのアルバム内でも、曲によってfeaturingがあると別のアーティストとして分類されていましたが、
「アルバム・アーティスト」を有効に設定すると、同一のアルバムとして扱われます。
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5. Deta Discの再生
Hi-Res音源等のデータ・ディスクを再生することができるようになりました。対応するメディアはデータCD、データDVD(シングルレイヤーのみ)、直接再生のみでリッピングはできません。
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6. NEW Metadata Editor
メタデータ・エディター機能がパワフルに刷新されました。今まではリッピング時にメタデータがGracenoteのデータベースで見つからなかった場合、後から手動で入力しなければいけませんでした。
また、間違ったデータをリッピングにタグ付けしてしまった場合や、元々のファイル名が違っていた場合等も同様にマニュアルでひとつひとつデータを入力しなければなりませんでした。
しかし、今回刷新されたメタデータ・エディターでは、リッピングした後から自動的にネット検索し、Gracenoteのデータで一括入力/修正ができるようになりました。手順は以下の通り、もの凄く簡単です。
1・修正したいファイルを選び、タグ・エディターを起動する。 2・メタデータを起動したら「>」をクリックする。
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3・一致するデータを確認したら「Save」をクリックする。 4・これでアートワークとメタデータが一括で修正された。
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7. その他の新たな機能
・オペレーティング システムそのもののアップデートによる音質向上
・強化された medialib 管理
・転送速度の遅いNASのための巨大な音声バッファ
・より良いユーザーインターフェイス反応のための CPU マネージメント
・Mac OSX 10.7以下のCIFS( Common Internet File System )マウントをフィックス など。