FRONT PANEL
REAR PANEL
主な特徴・1…基本的性能
■OSアップデート(無償)で常に最新状態に ・あくまでも音質重視にこだわり、ヘッドフォン出力は省きました。 | ||
主な特徴・2…さらに進んだ新機能
・自動のタグ付け機能はCDのリッピング時だけではありません。「Gracenote」だけでなく他のCDデータベースやGoogleにアクセスして、 CDだけでなくさまざまなメディアのDSDファイルやHi-Resファイルも全く同じ手順でタグ付け致します。これはUSA Super Audio Center のGus Skinas氏の助力により可能とななった、きわめて画期的な機能です。詳しくはこちらへ ■AirPlayに対応しました | ||
・MAN301DSDのAirPlay再生について
MAN301DSDをAirPlayモードに切り替えると、リモコンとして使用しているiPadで再生することのできるすべての音源をMAN301DSDから再生することができます。 例えばYoutubeから、またはiPadの「Music」にコレクションされた音楽データから、さらにウエブ上のinternet radioからも再生することもできます。 この機能を使用すれば、今話題のストリーミング配信ウェブサイトからの音源を簡単に聴取することができます。
■AirPlayとは? CDクオリティ(44.1kHz)のワイヤレス再生
AirPlayとは無線LANを活用し、ワイヤレスで音楽や映像を再生したりコントロールしたりするアップルの独自規格です。ワイヤレスで音楽再生ができる規格には、このAirPlayの他にも今スマートフォンなどで主流となっているBluetoothがありますが、Bluetoothはもともと通話用を主眼としたヘッドセットを想定している規格ですから、たいていは「SBC(Sub-Band Coding)」と呼ばれる不可逆圧縮方式を用いて音声をワイヤレス伝送しています(より高音質で伝送できる「APT-X」規格に対応する機器も販売されていますが、プレーヤー側とレシーバー側がどちらも同一の規格に対応していなければなりません)。そのため基本的にBluetoothを使用したワイヤレス再生では、音質は劣化してしまうと考えた方がいいでしょう。
それに対して、AirPlayは音声をアップル独自の「Apple Lossless」と呼ばれる可逆圧縮方式で伝送するため、WAVやAIFF形式の音源データも伝送経路によって音質が劣化してしまうということがありません。ちなみにMAN301DSDでAirPlay再生する場合のサンプリングレートは44.1kHz/16 Bitです。ワイヤレスだから音質が劣化する、というような心配は必要ないのです。
注) AirPlayはハイレゾ音源の伝送には対応していません。もちろんハイレゾ音源の再生は可能ですが、44.1kHzにダウンサンプリングされて伝送されます。
■Apple Losslessとは?
Apple Lossless Audio Codec(略称:ALAC)はアップルの可逆圧縮方式のオーディオコーデックです。非圧縮ファイル(WAVやAIFF)を音質の劣化なく70%から50%程圧縮します。通常はQuickTimeのMOVファイル(.mov)かMP4ファイル(.m4a)に格納されています。
■WEISSがAirPlayを選んだ理由とは?
最近音楽業界ではもっぱらの話題がTidal, Spotify, QoBuzなどの高音質の定額制音楽ストリーミング配信サービスです。日本ではまだまだの様子ですが、実際にヨーロッパはもちろん日本以外のアジア諸国では、上記のものも含めウェブ上の音楽ストリーミング配信サービスがもの凄いスピートで増えています。もちろん日本でもすでにYouTubeなどの無料動画配信サービスは一般的なものになっており、このようなストリーミングサービスの利用は生活の一部になりつつあります。
しかしサイトによっては専用の再生アプリが必要であったり、その更新が頻繁であったりとユーザーにとって煩雑な状況にもなっています。そのためWEISSではMAN301DSDのリモコンとして使用しているIPadのAirPlayの機能とCDクオリティの音質に着目し、あらゆるウェブ上でのストリーミング配信サービスをAirPlayの機能で一括してコントロールする方法を選択しています。
※) MAN301DSDのAirPlayでの再生方法はこちらへ
・MAN301DSDのDSD再生方法について
■DSDとは?
DSDとはDirect Stream Digital(ダイレクト・ストリーム・デジタル)の略称。音声をデジタル化する方式の1つで、音の細かいニュアンスの忠実な再現を目指して開発されました。DSDは通常のCDのPCM方式とはまったく違う1bitのレコーディング形式で、サンプリング周波数は2.8224MHz(CDの44.1kHzの64倍)と5.6448MHz(CDの44.1kHzの128倍)にも及びます。アナログ・レコードのような滑らかさと、デジタルならではの透明度を合わせ持ったその優れた音質に、多くのオーディオ・ファイルは注目を集めています。
■MAN301DSDのDSDの再生はネイティブ再生
MAN301DSDのDSD再生は、そもそもMAN301DSDがLinuxベースのオーディオ再生に特化したパーソナル・コンピュータであるということに大きな特長があります。というのもLinuxはもともとrawDSDフォーマットをサポートしているため、MAN301DSDではDSDIFFやDSFなどDSDデータをそのまま(ネイティブで)再生できますし、もちろんDoPデータも再生できます。
ところで、1ビット量子化によるDSD データフォーマットは、20kHz以上になるとおよそ周波数1.4MHzまでしばしば急峻にノイズフロアが上がる特性を持っています。このノイズはパワーアンプやスピーカーの両方またはいずれか一方に対して問題を引き起こす可能性があるので、ネイティブのDSD D/Aコンバータではアナログの領域でそのノイズを取り除く必要があります。そのため現段階のDSD64/128では対応DACチップでも、帯域外ノイズをハイカットするのにアナログ・ローパスフィルターを使います。
しかし実際のところ、アナログでの処理では位相が回るなど限界があるため、現実には帯域外ノイズを処理しきれていないのが実情です。それとは対照的にMAN301は前段がLinux PCであるので、ソフトウェアでデジタル的にフィルタリングをしています。つまりMAN301DSDはアナログフィルタを使わずに帯域外ノイズを適切に処理しているDSD再生プレーヤ、ということができます。これは一般的なネットワーク・プレーヤー、DoPによるDSD再生プレーヤーとは大きく異なる点と言えるでしょう。
■DSDもHi-Resも簡単にタグ編集できます
また従来なかったCDのリッピングと同様のDSDファイルへのメタデータとアートワークの編集機能が、USA Super Audio Center のGus Skinas氏の助力により可能となりました。これはきわめて画期的な機能です。もちろんその他のHi-Resデータも同様にメタデータの編集が簡単に行なえます。
・新発売 MAN 301 DSD Premium DAC Ver. … Golden DAC Module搭載!
■Premium DAC Ver. とは?
MAN 301 DSDのGoldモデル「MAN 301 DSD GOLD」の発表と同時に、従来のMAN 301 DSDにも「Golden DAC Module」を搭載したMAN 301 DSD Premium DAC Ver.が発表されました。
現在のWEISSフラッグシップDAC「MEDUS」に使用されているアナログ出力・オペアンプ部分のOP1-BPをベースに、このたび新たに「MAN301DSD GOLD」用に開発されたアナログ出力アンプ「Golden DAC Module」がDAC部分に搭載されました。
さすがWEISSの最高位DACに搭載されているOP1-BPがベースだけあります。その音質はベールが何枚も取れたように、彫りが深く重心が下がります。輝きもひときわ増した感じになります。
▲従来のMAN301DSDのDAC部(右端)
▲Premium DAC Ver.のDAC部(右端)
※従来の DACバージョン、 Serverバージョンも従来通り発売しております。
主な特長と製品の仕様
■内蔵CDドライブについて ■内蔵ストレージ ■リモコン(ハードウエア)について ■リモコン操作専用アプリについて ■リモコン用iPadの通信方法 ■ヘッドフォン端子について ■基幹システム ■対応ネットワーク・プラットフォーム ■ネットワーク接続 ■対応ワイヤレス再生機能 ■対応外付けストレージ ■音源のギャップレス再生について ■メタデータ(ファイルタグ)編集機能 ■その他再生対応機能 ■デジタル入力 ■デジタル出力 ■アナログ出力 ■ワードクロック入出力 ■外付けストレージ用端子(デジタル入出力兼用) ■再生可能なファイルフォーマットと対応するサンプルレート/bit数 ■電 源 ■寸 法 ■重 量 ●希望小売価格 こちらへ | ||
●MAN301 DSDの常設試聴取扱店のお知らせ
■店頭試聴できる取扱店のご紹介
MAN301 DSDが常設試聴できるお店は、下記の4店舗です(2015年1月現在)。
また販売に関しましても、以下の4店舗のみで行います。試聴に関しては下記店舗まで直接ご連絡下さい。
●関東地区…東京・U-AUDIO●中部地区…名古屋・サウンドピット●関西地区…大阪・アサヒステレオセンター
●静岡市…静岡オーディオラボが2013年3月1日よりMAN301常設試聴取扱店に加わりました。
■MAN301 DSDについてのお問い合わせ
MAN301 DSDについてのお問い合わせは【こちら】までよろしくお願い致します。